復活したら、配慮するのかな?

 TBS系の紀行バラエティ番組『クレイジジャーニー』が10月からレギュラー放送を再開すると6月23日、各メディアが報じた。

 『クレイジジャーニー』は2015年に放送がスタート。普段、テレビカメラが立ち入らない海外のスラム街ジャングルの奥地など様々な場所に、ジャーナリストや学者と共に突撃。放送直後から大好評となり2016年にはギャラクシー賞2018年には「第44回放送文化基金賞」テレビエンターテインメント番組部門最優秀賞などを受賞した。

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 だが、2019年8月14日に放送されたメキシコロケで、事前にスタッフが捕獲していた生物をその場で見つけたかのように撮影する、いわゆる「ヤラセ」が発覚した。同年9月4日の放送を最後に打ち切りが決定。その後は2021年5月にスペシャル版が放送され「復活待望論」が再燃。今回の復活が決まったという。

 なお2015~2019年の『クレイジジャーニー』は深夜帯で放送されていたが、10月からは毎週21~22時プライムタイム枠で放送されるようだ。それだけに以前のような過激なスポットに取材できないのではないか、との不安の声もあるという。

 ファンの間で深夜時代「最大の問題作」として話題になっているのが2018年8月23日に放送された「死体農場」だ。

 死体農場とは死体が腐敗する様子などを記録・研究するアメリカの施設だ。番組ではテネシー州にある死体農場へ潜入。そこには1ヘクタールの屋外実験場に、数十体の死体が野ざらしにされている衝撃的な光景が広がっていたのだ。

 さすがに死体にはモザイクがかけられていたが、ドローンを使った空撮など一部のシーンでは腐敗した人間の死体や、野ざらしにされた白骨が堂々と映し出されていた。

 近年放送されたバラエティ番組でもトップクラス衝撃映像であったのは間違いなく、ネットでは「死体農場恐ろしすぎる」「よく放送できたな」「これはヤバイ」といった声が続出していた。

 なお、このVTRが放送された2018年テレビ業界でコンプライアンス遵守が一気に広まっていた時期でもある。4年が経過した今、果たして「死体農場」のような過激VTRは放送できるのだろうか?

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(出典 news.nicovideo.jp)