私は割安株を選定する際にPER(株価収益率)を重視しています。

PER(倍)=株価÷1株あたり純利益で算出でき、私はPER15倍以下を割安株の目安としています。

いっぽうでPERは、赤字の企業ですと純利益がマイナスとなりますので、正常な値が算出できません。

また、以前私が10倍株を達成したチャームケア・コーポレーションのように、成長のための投資が先行して、成長性が高いのに純利益が低迷する銘柄の場合は、PERだけでは割安株を測れません。

株価指標はいろいろ他にもありますが、私はPERだけではその企業を評価しづらい場合は株式時価総額も参考に判断しています。

前述のチャームケア・コーポレーションの例でいうと、売上高が毎期30%程度伸びていたのにもかかわらず、株式時価総額が20億円に満たない水準でした。

純利益が赤字になりかけるくらい低迷していた要因が成長のための施設の積極的な新設でしたので、そうした成長投資が一服するか、施設の新設に伴う費用を既存の施設の売上でカバーできるようになれば、純利益は大きく増加して、株式時価総額も膨らむと想定し、同社の株式を購入しました。

例えば、株式時価総額が30億円で、純利益が1億円の銘柄に関して、その純利益が成長の為の先行投資によって圧縮されているのであれば買いかもしれません。

本業の実力値なのであれば、割安株とは言えないでしょう。


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