2017年の投資の一番の話題は仮想通貨でした。
その中でもビットコインは億り人が生まれるほどの大熱狂でした。
2018年に入り仮想通貨バブルは弾けてしまいました。
さて、その仮想通貨の2018年の相場を見てみましょう!
ビットコインは70万円台まで下落
ビットコインは2017年12月に240万円まで大幅に上昇しました。
一年で10倍以上に値上がりしたビットコインでしたがその後の下落は悲惨でした。
わずか2日で100万円の下落。
そして、年明けのCoincheckがハッキング事件で日本の仮想通貨は壊滅的な状況となりました。
それから半年以上たった2018年の9月時点ではビットコインはわずかに70万円ほどの価値まで下落しています。
日本では仮想通貨はもはや忘れらた存在になりつつあります。
海外ではまだビットコインは人気
イランでは通貨安やマイニングの合法化などの影響を受け、ビットコイン(BTC)の価格が2万4000ドル(約266万円)を突破しました。
通貨が暴落しているトルコでもビットコインの取引高が大幅に増加したというニュースも報じられています。
自国の通貨に不安がある地域ではビットコインが新しい通貨となりつつあり、人気はまだまだあります。
まさに金やドルのような役目をビットコインが担っているということです。
仮想通貨の信用力はまだまだありませんが、徐々に世界でみると市民権を得てきているのだなぁと思っています。
仮想通貨の相関関係が強まっている
ビットコインとアルトコインの相関関係が強まっています。
2018年初頭の0.1から上昇し、現在は0.7となっています。
つまり、ビットコインが上がれば、他の仮想通貨も同じ程度上昇し、ビットコインが下がれば他の仮想通貨も同じ程度下落します。
つまり、どの通貨を買おうとビットコインの動きに追随しています。
仮想通貨の分散投資はほとんど意味をなさなくなっています。
SifrData による仮想通貨間の相関行列に基づいて算出されたピアソン係数は以下の通りです。
ビットコインとビットコインキャッシュ(0.88)、ライトコイン(0.86)、イーサリアム(0.83)、ネム(0.83)、ジーキャッシュ(0.82)、モネロ(0.82)、XRP(0.78)
いずれも0.8を超えて、非常に強い相関関係を持っています。
XRPは今もなお2018年の最低価格を更新しまくっています。
仮想通貨の今後はどうなるのか?
仮想通貨はバブルがはじけ本当の実力が試されています。
通貨が安定しない国々ではビットコインが新しい通貨となりつつあります。
通貨危機となった国々しかまだ広まっていませんですが、これが徐々に拡大すればビットコインは新しい価値が生まれます。
今後の仮想通貨相場にも注目していきたいですね!
ではでは~