私が保有している銘柄の中でもっとも資産額の大きいチャームケア・コーポレーションは4~5年間株式を保有しています。

施設介護関連銘柄は介護保険制度に依存していて報酬減額リスクがある、介護人材が不足している、介護職員の給与が低いなどとネガティブな指摘ばかりを受けがちな業界ですが、要介護年齢の人口がますます増えていきますので、私は市場規模が拡大するという1点をとらえ、成長企業ということで強気で投資してきました。

施設介護銘柄は、部屋が埋まれば安定した利用料収入が得られるストックビジネスで、不動産賃貸の大家さんのような事業でもあります。

ここ最近、賃貸不動産の供給が過剰で空き室リスクが問題になっていますが、こと介護施設に関しては今後も要介護年齢に達した高齢者が当面は増え続けることになりますので、あまり心配していません。

施設介護を手掛ける企業は大量にあるものの、施設介護専業の上場企業となるとごくわずかしかありませんが、施設介護関連銘柄は今後数少ない有望市場ということで引き続きウォッチしていこうと思います。

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