手ぶれ補正もしっかり備えた「EKEN H6s EIS 4k+」はネイティブ4K/30fps対応で高画質エンコードなアクションカメラ

EKEN H6s EIS 4k+

EKEN H6s EIS 4k+です。

アクションカメラに力を入れまくってるEKENの商品になります。

4K対応以上的なことを示す4k+が特徴的な感じですが、実際には4K解像度です。

ただ、ソフトウェア補間な4K対応ではなく、しっかりとネイティブ解像度での4K対応かつ30fpsでの録画が行えるという点が魅力の商品となります。

内蔵の3軸ジャイロスコープと3軸加速度計による手振れ補正機能こと、EISが備わっています。4K 30fpsは対象外となりまして、4K 25fpsまでの対応となる模様ですが、2.5kや1080pであれば30fps対応ですし、1080pかつ60fpsでもEIS機能は使用することが可能なので、個人的には1080pの60fpsで使うことに決めました。

4Kでの利用はぶれずに撮影出来るシーンで使用する感じが良いかもしれません。

そんな EKEN H6s 4K+を見ていきます。

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海外での販売もなされてますが、国内での販売は専用パッケージになってます。

キッチリとした日本語表記で売られているので、第一印象は良いです。

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持ち運び用のケース。耐衝撃性をしっかり備えています。

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各種アクセサリが本体と共に収納されている形。

5,000円程度のアクションカメラだと、アクセサリが多い場合に結構ごっちゃになっちゃっている場合が多いんですが、スッキリと収納されています。

予備バッテリーも含め、キッチリと収納出来るためそのまま持ち運んで出先で取り出しての利用にも便利。

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上部ポーチ部にもケーブルやらレンズクリーナーやらが収まってます。

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EKEN H6s本体。

防水ケースに収まってます。レンズ部がちょいと大きめ。

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ケースを外してみました。

ガワがアルミなので、ヒヤッとした持ち心地。

安っぽさがないのと、放熱性が高いのは良いですね。

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上部には撮影開始・停止ボタン(メニュー操作時は決定ボタン)と、集音部?があります。

なお、音はモノラルでの録音となりますが、集音性は上々でした。

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サイドには、Wi-Fi ON/OFFボタン(メニュー操作時はキャンセルボタン)があります。

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反対側には、充電用のMicroUSBコネクタ、映像出力用のMini HDMIコネクタ、メモリーカードスロットがある形。

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底部にはバッテリー収納口があります。

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バッテリー容量は1,050mAh。

ちょっと前まで900mAhが主流でしたが、徐々に容量UPしているのかなーというところ。

PG1050という型番でした。Amazon.co.jpでPG1050というキーワードで検索するといっぱい出てくるので、汎用的なのかもしれません。

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充電器も付属してきますので、本体にバッテリーを搭載せずとも充電することが可能です。

これは地味に便利です。

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カメラの表側にはバッテリー残量メーターや、動作モード、撮影解像度や時間などが表示される液晶を備えているので、動作状況が一目でわかって便利。

ある程度長い時間撮影すると、背面液晶をOFFにしてバッテリーの消耗を抑える形になるので、この前面液晶を確認することで不意な停止やモードの確認が行えるのは助かります。

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液晶はよくある青みがかってしまった上に、応答速度が微妙なものではなく、色はしっかりと出てくれてスムーズな動きをしてくれる液晶を採用していました。

本体のアルミ質感と相まって、なかなか良い感じです。

撮影映像も、170度の撮影領域があるということで非常に撮影しやすく、無駄に距離を取ることなく素直に撮影すれば大体画角に収まってくれるので、気を使わずにそのまま撮影出来ちゃいます。

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OSDメニューは最初から日本語でした。

設定項目の中にはちょっと微妙な日本語もありましたが、まぁご愛敬でしょう。

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動画撮影モード。

ご覧の通り、4Kは30fps対応。ただし、手ぶれ補正は25fpsでの撮影です。

ワタシは60fpsで撮影したいので、1080pが普段使いとなります。

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Wi-Fi接続も素直に行えます。

使用するアプリは、Ez iCam

リモート操作ができるほか、ちょっとした動画編集などもこなせるアプリです。

過去に「30m防水対応なアクションカメラ「MUSON ウェアラブルカメラ C1」がWi-Fi対応&日本語マニュアル付属で使いやすい」でレビューしたMUSON ウェアラブルカメラ C1で使っていたものと同じでした。ある程度汎用的なアプリなのかもしれません。

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腕に巻いて使うようなバンドも付属してきますし、ヘルメット固定することもできたり、アクションカメラとしての用途は多彩。

動画に機能を全振りしたような感じの製品なので、静止画の撮影は4,320×3,248のみとなってます。下げる意味はないかなとも思うのでそれはそれでいさぎが良いというかなんというか。

バッテリーが2個付属し、長時間録画が可能ですし、充電もバッチリ個別に行える&安価に入手可能なあたりは○。

手ぶれ補正能力は思っていたよりも機能してくれました。多軸ブレするような環境じゃなければ十分にスムーズな撮影をしてくれると思います。

使用しているセンサー(Panasonic製14M)およびAmbarella A12の性能は上々。

暗所にも強くなったなぁという印象があります。前モデル(たぶん)なH5sの撮影映像をYouTube等で見て比較した感じだと結構暗いところに弱かったんですが、このH6sは薄暗くても全然大丈夫な感じで、1万円台のアクションカメラで良くもまぁここまで頑張ってくれるのなーという印象。

もちろん、欠点というかもうちょっとあると良いなぁという意味では、3脚ねじ穴があったらいいなぁとか、液晶がタッチパネルだったらとか、防水ケース付けるとちょっとボタン硬いなぁとかあるわけですが、お値段と性能を考えたら些細なもの。

むしろ撮影される映像は、4K 30fpsだと30Mbps~60Mbpsという高画質エンコードがなされる形なので、サッとだしてサッと撮影して、あとから適当に再生する分には問題ないですがガッツリと動画編集をする時はちょっと大変かもしれません。良い意味で。

あとは細かな撮影支援機能などは備えていないので、シンプルで高画質なコストパフォーマンスに優れる(これ大事)アクションカメラをお探しの方にオススメというところでしょうか。

なお、上述していますがソフトウェア補間で実現する4Kではなく、ネイティブ解像度で4K録画しかも30fps対応なので、使用するメモリーカードはU3(90MB/s)以上が推奨となっている点はご注意を。1080pの60fpsであれば大丈夫ですが、4K撮影時はメモリーカードの選択が大事になります。

そんなEKEN H6s 4k+ですが、今ならさらに、注文時に使用することが可能な割引クーポンコード「NLH8SEN3」を適用することで1,230円OFFとなり非常にお買い得。

クーポンコードの使用期限は2019年2月までとなっています。浮いたお金でしっかりしたメモリーカードを購入しましょう。

EKEN H6s EIS 4k+

EKEN H6s EIS 4k+

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