利益確定や損切りの数値的な基準について、時々質問されることがあるのですが、私はどちらも何%上がったら利益確定あるいは何%下がったら利益確定という基準は決めていません。

損切りに関しては塩漬け防止のために、例えば10%下がったら損切りなど、自身にルールを課すのは有効だと思いますが、利益確定に関しては10%上昇したら利益確定などといった決めは作らないほうが良いと思います。

それは損切りを最小化して、利益は最大化しなくては株式投資で資産を殖やすことが出来ないからです。

保有株に業績の上方修正など好材料が出て株価が10%上昇した場合、仮に10%ルールを課しているとそこで利益確定せざるを得ないのですが、業績が好調な銘柄は好業績が当面続くことが多い為、株価は10%どころではなく、1.5倍、2倍まで上がることも珍しくありません。

利益確定をマニュアル化してしまうと、せっかくの儲けられる機会をみすみす逃してしまうことになりますので、利益確定に関してはケースバイケースで判断していったほうが良いと思います。

もし利益確定に関してルールを定めるのであれば、

「10%以下の利益では売らないこと」

というルールであれば、早く売りすぎることを防止できますので、ありだと思います。

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