2018年12月23日日曜日

日経平均の予想PERから、株価が割安と言う識者は何も分かっていない。実体経済の行方を見極めるのが重要だ!

 

■ 日経平均は割安なの!?

株価の連日の下落が話題となっていますね~。
そんななかで、今の株価が割安なのか、誰もが気になるところです。

テレビをみていると、識者と呼ばれる人が、したり顔で、今の日経平均はPERからみて割安だと言っています。
でも、それを鵜呑みにすることは非常に危険だと思います。

〔参考記事〕米中貿易戦争で注目されそうな銘柄5選!





■ PERと日本株の特徴を知ろう!

PERは、企業の利益からみて、今の株価が割安なのか測る指標です。
株価は、最終的には、企業の利益に応じて変動するので、PERは投資指標の王様とも言える存在です。

でも、このPERにも欠点があります。
企業の利益額は、経済状況や競争相手などにより、常に変動するものです。

特に、日本企業は、景気変動によって利益額が大きく変動する、景気敏感株が多いので有名です。
たとえば、トヨタ自動車は、リーマンショック時には利益が急減し、赤字に転落しています。

利益が急減する条件下では、PERは全く役に立たないのです。
日経平均も、今はPER11で割安だと思っても、利益が急減すると、同じ株価でもPER30なんてことも有り得ます。

〔参考記事〕AT&Tが凄い。超高配当・連続増配まとめ!



■ 実体経済の悪化する可能性を見極めよう!

こういった株価下落局面では、投資指標で、表面的に株価の割安さを判断しては危ういです
まずは、実体経済の行方を見極めることが必要です。

もし今後、実体経済が悪化すれば、企業業績も悪化し、PERも急変します。
現在の日経平均株価は2万円台ですが、リーマンショックの時は7千円台まで下がっています。
実体経済によっては、今は、まだまだ下落の余地は大きいです。

肝心の実体経済の行方については、残念ながら、今時点では、はっきりしたことは分かりません。
次の株価崩壊の火種も、今は、具体的には見えていません。
ただ、景気拡大期が10年目を迎え、歴史的にも長期にわたり、いつ経済に変調が起こっても不思議ではない時期です。

誰もが景気拡大の終盤戦を意識しているのです。
だから、株価が下がっても、今の株価水準では買い支えにくく、株価はズルズルと下落しているのです。
株価は、実体経済の行方を織り込んで、今の水準にあると言えます。

〔参考記事〕インデックス投資をする人が絶対チェックすべきブログ7選。株価変動を気にせず、長期で積み立てよう!


気になる株主優待ブログがいっ~ぱい!
僕は、銘柄選びの参考にしています。
にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ

★関連記事★
・節約術や節約生活の記事はこちら♪
・貯蓄・貯金術の記事はこちら♪
・株主優待に関する記事はこちら♪
・高配当株に関する記事はこちら♪
・SBI債の発行情報はこちら♪
・ソフトバンク社債の発行情報はこちら♪
・トップページ

★おススメのブログ★
・1億円を貯めてみよう!chapter2
・梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー

★その他のおススメ★
・株主優待ランキング

★ブログランキング★
・株主優待人気ブログランキング


0 件のコメント:

コメントを投稿