毎年秋口は新型iPhoneの季節となっています。
9月に新機種が発表され、その後に発売されるのが近年は恒例行事となっています。
さて、今回のiPhone XSは分割審査に落ちる方が続出しています。
審査に落ちる理由はなんなのでしょうか?
キャリアはクレジット会社である
NTTドコモやau、ソフトバンクをスマホのキャリアと呼んでいます。
通常であれば、通信料金や通話料、基本料金といった通信会社のイメージがありますが、分割払いをする際は、そのキャリア会社はクレジット会社という側面があります。
端末代金を一括払いする場合、キャリアのクレジット部門とは基本的にかかわりません。
しかし、分割払いになるとキャリアの存在は変わります。
キャリアは先に販売代理店に、ユーザーの代わりに機種代金を立替払いし、その後2年間に渡ってユーザーから分割で回収します。
2年間払い続けられるかどうかを審査が必要となります。
2年間の支払い能力がないとみなされれば、審査は落ちてしまうことになります。
今年はほとんどの人が審査対象に!
2年間でスマホの機種代金を分割払いする仕組みは昔からありました。
それではなぜ今年から審査に落ちる方が増えたのでしょうか?
答えは、昨年は審査の対象になる人がほとんどいませんでしたが、今年はほとんどの人が審査対象になったからです。
信用購入あっせんの場合、「耐久性を有し定型的な条件で販売するのに適した支払い総額が10万円以下の生活必需品」は審査対象から除外することができます。
今までは、スマホの機種代が10万円を超える事はあまりありませんでした。
しかし、今回のiPhoneは機種代が値上がりをして10万円を超えました。
その為、分割で機種を買おうとすると、ほとんどの方が審査対象になってしまいました。
審査落ちする人はどんな人なのか
さて、それでは審査に落ちてしまう要因はどんなのがあるのかを見てみましょう!
審査の観点は二つです。
本人申告の収入状況、つまり定期的な収入と、その定期収入が分割金を2年間支払えるだけの額かどうかです。
学生やフリーターなど安定収入がない人の場合、そもそも審査には通りません。
未成年の場合は親の信用力で購入することも可能ですが、成年の場合は親が信用を保証することは言わなければキャリア側もしません。
もし、安定的な収入がなくてもお金を貯めて一括で機種を購入する場合は、審査がありませんので購入は可能です。
10万円をこえる高額な機種が増えています。
今後は、機種代をしっかりと貯めてからの一括購入が得策かもしれません。
家電量販店で買えば、機種代金にもポイントが付きますので、個人的には一括購入の方が長い目でみるとお得な可能性は高くなります!
スマホの買い方はしっかりと検討をしてから買っていきましょう!!
ではでは~